疲れやすい(疲れる)

疲れる(慢性的な疲労・倦怠感)が気になる方へ

「少し動いただけでぐったりする」「寝ても疲れが取れない」「以前よりも疲れやすくなった」このような症状はありませんか?
疲れは過労や睡眠不足による一時的なものだけでなく、心臓・肺・内分泌・自律神経の異常など、さまざまな疾患が関与している可能性があります。特に貧血・心不全・甲状腺機能異常・糖尿病などの病気では、慢性的な疲れが続くことがあります。

痛み

つかもと内科・循環器内科クリニックでは、戸塚駅徒歩2分・日曜診療対応・血液検査の即日結果判明が可能です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

疲れる(慢性的な疲労・倦怠感)の主な原因としては、下記のものが挙げられます。

  • 心不全:心臓の機能が低下し、血液を十分に全身に送れず、倦怠感が続く。
  • 狭心症・心筋梗塞:血流不足により、疲労や息切れが起こることがある。
  • 貧血(鉄欠乏性貧血):酸素を運ぶ赤血球が不足し、慢性的な疲れが続く。
  • 甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンが不足し、倦怠感・むくみ・寒がりなどの症状を引き起こす。
  • 糖尿病:血糖値の乱れにより、エネルギー不足から慢性的な疲れを感じる。
  • 副腎疲労(アドレナル・ファティーグ):ストレス過多により副腎が疲弊し、だるさや集中力低下が続く。
  • 睡眠時無呼吸症候群:睡眠中の無呼吸により、日中の強い倦怠感や集中力低下を引き起こす。
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD):肺の機能低下による酸素不足で、疲れやすくなる。
  • 自律神経失調症:交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、疲れが取れにくくなる。
  • うつ病・慢性疲労症候群:気分の落ち込み・倦怠感・集中力低下が続く。

疲れる(慢性的な疲労・倦怠感)
関連する主な疾患

心不全

心臓のポンプ機能が低下し、体全体に十分な血液を送れなくなる状態。
軽い動作でも息切れし、疲れやすくなるのが特徴です。足のむくみや横になると息苦しくなる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

鉄欠乏性貧血

血液中の赤血球が不足し、体内に酸素が十分に供給されなくなるため、慢性的な倦怠感が続きます。
女性に多く、めまいや動悸を伴うこともあります。血液検査で簡単に診断できるため、疑わしい場合は検査を受けましょう。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが不足すると、新陳代謝が低下し、疲労感・体の冷え・むくみ・気力の低下が見られます。
血液検査でホルモン値を調べ、適切な治療を行うことで症状を改善できます。

糖尿病

血糖値が適切にコントロールできないと、エネルギー不足が続き、慢性的な疲労を感じるようになります。早期発見・治療により、症状の改善が可能です。

受診をおすすめする目安

痛い

以下の症状がある方は、早急な受診をおすすめします。

  • 長期間、強い倦怠感が続いている
  • 少し動くだけで息切れや疲れを感じる
  • 睡眠をとっても疲れが取れない
  • 動悸やめまいを伴う疲れがある
  • 食欲不振・体重減少・むくみがある

慢性的な疲れは、隠れた病気のサインである可能性があります。早めの診察・検査をおすすめします。

検査と診療の流れ

診療時に行う主な検査

血液検査

貧血・甲状腺ホルモン・糖尿病のチェック

心電図

心不全・狭心症の診断を実施

心エコー

心臓の動きや血流の確認

呼吸機能検査

肺疾患の評価

疲れる(慢性的な疲労・倦怠感)の治療方法

薬物療法

薬物療法
  • 貧血
    鉄剤・ビタミン剤
  • 甲状腺機能異常
    ホルモン補充療法
  • 糖尿病
    血糖コントロール薬
  • 心不全・狭心症
    血管拡張薬・利尿剤

生活習慣の改善

生活習慣の改善
  • バランスの取れた食事を心がける
  • 睡眠時間を十分に確保する
  • 軽い運動を継続し、体の血流を促進する

専門医の紹介

専門医の紹介
  • 心疾患が疑われる場合
    循環器専門医へ紹介
  • 甲状腺疾患が疑われる場合
    内分泌科へ紹介

疲れる(慢性的な疲労・倦怠感)
よくあるご質問

Q&A

※質問をクリック、もしくはタップすると、回答が表示されます。

どれくらい疲れが続いたら病院に行くべきですか?

2週間以上、強い疲労感が続く場合は受診をおすすめします。
特に動悸・息切れ・体重減少を伴う場合は、重大な病気の可能性があるため、早めの検査が必要です。

血液検査だけで原因はわかりますか?

血液検査で貧血・甲状腺機能・糖尿病の有無などは確認できますが、心疾患や呼吸器疾患の診断には、心電図・心エコー・呼吸機能検査などが必要になることがあります。

生活習慣を改善すれば疲れは良くなりますか?

一般的な疲労は生活習慣の改善で回復しますが、病気が原因の疲労は、適切な治療が必要です。気になる場合は、早めに検査を受けることをおすすめします。

朝起きても疲れが取れないのは病気のサインですか?

はい、慢性的な疲れが続く場合、睡眠時無呼吸症候群や甲状腺機能低下症、貧血などの疾患が関与している可能性があります。特に、日中の眠気・集中力の低下・息切れを伴う場合は早めの受診をおすすめします。

仕事の疲れが原因か、それとも病気なのか見分ける方法はありますか?

一時的な疲れは休息や睡眠を取ることで改善しますが、病気が原因の疲れは、十分な休息をとっても回復しにくいのが特徴です。また、動悸・息切れ・体重減少・むくみ・食欲不振などの症状を伴う場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があるため、医療機関で検査を受けることをおすすめします。