めまい、失神(動悸)

めまい・失神(動悸)
が気になる方へ

「立ち上がるとクラクラする」「突然意識が遠のく」「動悸が激しくなる」 こうした症状はありませんか?
めまいや失神、動悸は、脳や心臓、血圧の異常、自律神経の乱れ など、さまざまな原因で発生します。特に 狭心症・不整脈・低血圧 などの病気が隠れている場合もあるため、軽視せずに原因を突き止めることが重要です。

痛み

つかもと内科・循環器内科クリニックでは、戸塚駅徒歩2分・日曜診療対応・血液検査の即日結果判明が可能です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

めまい・失神(動悸)の主な原因としては、以下が挙げられます。

  • 不整脈:脈が速すぎる・遅すぎる・乱れることで血流が低下し、めまいや失神を引き起こす。
  • 狭心症・心筋梗塞:心臓への血流不足により、動悸・息切れ・めまいが発生する。
  • 起立性低血圧:急に立ち上がると血圧が低下し、めまいやふらつきが起こる。
  • 自律神経失調症:ストレスや疲労により交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、動悸・めまいが生じる。
  • 貧血(鉄欠乏性貧血):酸素を運ぶ赤血球が不足し、脳への酸素供給が低下することでめまいが起こる。
  • 脳梗塞・一過性脳虚血発作(TIA):脳への血流が一時的に低下し、めまいや失神が発生する。
  • メニエール病:内耳の異常により、回転性のめまいや耳鳴りを伴う。
  • 脱水・熱中症:体内の水分不足によって血流が悪化し、めまいが生じる。
  • 薬の副作用:降圧剤や抗不整脈薬の影響で、血圧低下やめまいが起こることがある。

めまい・失神(動悸)
に関連する
主な疾患

不整脈

心臓のリズムが乱れることで、脈が異常に速くなったり遅くなったりする状態。
重度の不整脈では、脳へ十分な血液が送られず、失神を引き起こすこともあります。
めまいや動悸が頻繁に続く場合は、早めの検査が必要です。

狭心症・心筋梗塞

心臓の血流が不足すると、動悸・息切れ・胸の圧迫感を伴うめまいが起こることがあります。
特に心筋梗塞は命に関わるため、めまいとともに胸の痛みや冷や汗がある場合は、至急受診してください。

起立性低血圧

立ち上がった際に血圧が急激に低下し、脳への血流が不足してめまいや失神を引き起こします。
脱水や加齢、自律神経の乱れが関与している場合が多く、生活習慣の改善が重要です。

鉄欠乏性貧血

血液中の赤血球が不足し、酸素が十分に供給されなくなるため、立ちくらみや動悸が起こることがあります。
女性に多い症状であり、食事管理や鉄剤の服用が有効です。

メニエール病

内耳のリンパ液の異常によって、激しい回転性のめまい・耳鳴り・難聴を伴う疾患。
ストレスや睡眠不足が発症の要因になることが多いです。

受診をおすすめする目安

痛い

以下の症状がある方は、早急な受診をおすすめします。

  • めまいや失神が頻繁に起こる
  • 立ち上がるとクラクラすることが増えた
  • 動悸や息切れを伴うめまいがある
  • 胸の痛みや冷や汗を伴うめまい・失神がある
  • 短時間でも意識が遠のいたことがある

特に、意識を失った経験がある方は、早急に診察を受けることをおすすめします。

検査と診療の流れ

診療時に行う主な検査

心電図検査

不整脈・狭心症の診断を実施

血液検査

貧血・電解質異常・炎症の確認

ホルター心電図

24時間心電図モニタリング

超音波検査(心エコー)

心臓の動きや血流の確認

自律神経機能検査

自律神経のバランスの測定

初診から
治療までの流れ

当院では、患者様の不安を少しでも和らげ、スムーズに診察・治療を
受けていただけるよう、わかりやすい診療の流れをご案内しています。

① 受付・問診票の記入

現在の症状や既往歴、薬の服用状況を記入していただきます。

① 受付・問診票の記入

② 医師による診察

症状の頻度・持続時間・発生状況を詳しくお伺いします。

② 医師による問診・診察

③ 検査(必要に応じて実施)

心電図・血液検査・ホルター心電図・心エコーなどを実施します。

③ 検査

④ 診断・治療方針の説明

検査結果をもとに、適切な治療方法をご提案します。

④ 診断・治療方針の説明

⑤ 治療・フォローアップ

必要に応じて、薬物療法・生活習慣の改善・専門医の紹介を行います。

⑤ 治療・フォローアップ

めまい・失神(動悸)の治療方法

薬物療法

薬物療法
  • 不整脈
    β遮断薬・抗不整脈薬
  • 低血圧
    自律神経調整薬
  • 貧血
    鉄剤・ビタミン剤)

生活習慣の改善

生活習慣の改善
  • 水分・塩分を適切に摂る
  • 急に立ち上がらない
  • ストレスを軽減する

専門医の紹介

専門医の紹介
  • 重度の不整脈が疑われる場合
    循環器専門医へ紹介
  • 神経疾患の疑いがある場合
    神経内科へ紹介

セルフケアのポイント

セルフケアのポイント
  • 十分な水分と栄養補給を心がける
  • 疲れやストレスを溜めない生活習慣を
  • 定期的な検査で異常を早期発見
まとめ

めまい・失神・動悸は、心臓や血流の異常が原因となることがあり、軽視できない症状です。「最近めまいが増えた」「動悸が気になる」といった方は、早めの受診をおすすめします。

当院では、戸塚駅徒歩2分・日曜診療・即日検査対応で、患者様の健康をサポートいたします。

指を立てている先生

胸の痛みについて
よくあるご質問

Q&A

※質問をクリック、もしくはタップすると、回答が表示されます。

めまいや動悸があるのですが、病院に行くべきですか?

めまいや動悸は一時的なものもありますが、頻繁に起こる場合や失神を伴う場合は、重大な病気が隠れている可能性 があります。特に、胸の痛み・息苦しさ・冷や汗を伴う場合は、心疾患(狭心症・不整脈)の可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。

めまいがするとき、どの診療科を受診すればよいですか?

めまいの原因は多岐にわたるため、循環器内科・耳鼻科・神経内科などが考えられます。

・動悸や息切れを伴う場合
→ 循環器内科(心疾患の可能性)
・耳鳴りや難聴を伴う場合
→ 耳鼻科(メニエール病の可能性)
・しびれや言葉が出にくい場合
→ 神経内科(脳梗塞の可能性)

当院では、心疾患に関連するめまいや動悸の検査・診察が可能です。

立ちくらみが多いのですが、大丈夫でしょうか?

起立性低血圧(急に立ち上がった際に血圧が低下する症状)の可能性があります。

・水分・塩分を適度に摂取する
・急に立ち上がらないよう注意する
・規則正しい生活を心がける

これらを試しても改善しない場合は、自律神経の異常や貧血、血圧異常の可能性もあるため、医師の診察を受けることをおすすめします。

動悸がするときに、すぐにできる対処法はありますか?

動悸を感じた際は、落ち着いて深呼吸をし、安静にすることが大切です。

・座ってゆっくりと呼吸を整える
・締めつける衣服を緩める
・カフェインやアルコール摂取を控える

ただし、胸の痛みや意識が遠のくような感覚がある場合は、至急医療機関を受診してください。

めまいや動悸の予防方法はありますか?

めまいや動悸を防ぐには、日常生活の見直しが重要です。

・水分と塩分を適度に摂る
(脱水予防)
・ストレスを減らし、睡眠をしっかり取る
・急な体勢の変化を避ける
(起立性低血圧予防)
・鉄分を多く含む食事を摂る
(貧血予防)

それでも症状が続く場合は、病気が隠れている可能性もあるため、一度診察を受けることをおすすめします。